日本たばこ海神2丁目アパート
2008年12月27日
今、団地は@船橋市・日本たばこ海神2丁目アパート編(1)
高齢化や少子化の問題を抱える団地は多い. 会社が所有している社宅においても,建物の老朽化が課題になっている. しかし,駅から遠いところも多く評価はいまひとつだ. そのため,社宅の立て直しをせずに売却するケースが多くなっている. ここの,日本たばこ海神2丁目アパートも売却になるのではないかと思われる.
日本たばこ産業(株)は,大蔵省専売局から独立し,日本専売公社としてタバコや塩などの独占販売業務を行ってきた. 待遇なども準公務員の扱いとなっていた. 1985年4月1日に,日本専売公社から業務を承継して日本たばこ産業(JT)になったが,現在でも全株式のうち半分以上の株は国が保有しなければならない.
しかし,喫煙率の減少や税金の高額化など厳しい経営環境から,タバコを中心とした経営を脱却し,多角化を進めている. 即席めん最大手の日清食品と,冷凍食品大手の加ト吉の冷凍食品事業の経営統合もそのひとつだった. だが,中国製冷凍ギョーザによる中毒事件の影響で白紙撤回となっている.
日本たばこ産業は,日本専売公社から業務と一緒に引き継いだ不動産資産も,積極的に売却をしている. ここの,船橋市海神2丁目の日本たばこ海神2丁目アパートも,解体後売却されるのではないかと思われる.
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